ソチ。そこは紛争地域の楽園。
思い出深い大会になりました!冬季競技、やっぱりいいですね!
ソチ五輪プレスセンターの一角にあったくつろぎエリア。
「クラスノダール地方」の紹介コーナーに飾られていたチェブラーシカのマトリョーシ
カ人形です。
こんな人形も。
胸の谷間。
左後方に写っているのは、この地方のビスケット。
蜂蜜入りのお紅茶と一緒に、しょっちゅういただいていました。
このコーナーには、この人形さんとソックリな女性が常時いて、
「クラスノダール地方」
について説明してくれるのです。
そうです。ソチはクラスノダール地方の都市なんです。
全員が豊満な50代前後の女性アテンダントさんたちは
「私たちはクラスノダール地方をクーバンと呼んでいます。クーバンは、古いものを大事にする風習があり、どの家庭にも、数百年前のレース生地で作ったテーブルクロスがあります」
と話してくれました。
これらは茶器。
30分くらいの隙間時間があるときなど、
ここで優雅(?)なお茶のひとときを過ごしていました。
ソチは、文豪トルストイの作品「コーカサスの虜」で有名な「コーカサス」地域に近いエリアです。(現在はカフカスと呼ばれる)
(恥ずかしながら実はわたくし、小学生の頃から「コーカサスの虜」というのは「コーカサスに魅せられた人」という意味だと思っていたんですよねーーー。捕虜という意味だと知ったのはつい1,2年前なんですわ。。。)
そして、今まさに国際問題になっているウクライナのクリミアにも至近です。
地図を見ると、クラスノダール地方とクリミア半島は、ほとんど陸続きに見えるくらいです。(橋が架かっていそう・・)
ちなみに、第二次世界大戦終了に向けた「ヤルタ会談」が行われたのは、このクリミア半島のヤルタ市。
Crimea - Google マップ ←セバストポリ特別市があるのがクリミア半島。
いやはや、それにしても、本当にもろ政治的な都市での大会だったんだなぁ・・
ソチは気候が温暖。食べ物は美味しかったです!
また行くことはあるのか・・・
ロシアで開催される2018年ワールドカップで日本のキャンプ地になったりして。